ぼっち女のアンテナ

管理人りんこの雑記ブログ

自分が不登校になっちゃった!まず最初にするべきは、親に気持ちや見えてる世界を【共有】すること

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みなさん、こんばんは。

はじめましての方は、はじめまして。

管理人のりんこです。

 

今回は、私の体験をもとに、不登校になってしまった時、まずはじめに何をすればいいかを書こうと思います。

 

りんこは高校1年生の出鼻でくじけた。

 

私は、中学の時に悪口を言われていて、当時いっぱいいっぱいになっていました。ほとんど無気力になって勉強もほとんどせず、それでも中学には友達がいたのでなんとか学校に通っていました。

 

しかし、なんとなくで受かった高校に 進学してすぐ、クラスにいた同じ中学出身の男子に、中学での私の悪口をばらまかれてしまったのです。

入学すぐのオリエンテーション遠足でのことでした。

帰りのバスで、その男子が、私の中学の時の悪口を言いふらしたのを私は聞いてしまいました。クラスの半数には聞かれました。ひそひそ声と、くすくす笑う声。私は絶望しました。ああ、また中学の時と同じことが始まるのか、と。

 

友達を作る時期だったので、その男子にとっては話題作りに必死だったんでしょう、完全なるスケープゴートです。 

 

バスは一度学校に戻りました。

そして、私はまだほとんど喋ったことのない同じクラスの女子と駅まで下校しました。帰り道、その女子は私に「今日どうだった?」と聞きました。

「ああ、うん。楽しかったねー」

と、私はなに食わぬ顔で返しました。すると、その女子は、嫌な笑みを浮かべながら

「へー楽しかったんだー」

と言いました。私が、バスで悪口をばらまかれた事に気づいていない鈍感だと思ったようです。

 

そんなわけあるか。

 

私の人生完全に終わったと思いました。

私は、翌日から高校に行けなくなりました。

 

私は心を閉ざした

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私は、心を閉ざしました。

当時、誰にも本音でしゃべることができませんでした。自分が情けなくて、嫌いでした。敷かれていたレールから外れ、突然真っ暗闇の中に突き落とされました。未来とか展望とかも、苦しく悲しいものしか想像できませんでした。

 

そして、その気持ちを人に話すことができませんでした。

 

私は兄弟が多く、長女だったため、かまってもらえず、さらにいい子ちゃんを演じていたため、親に甘えるということができませんでした。

さらに、私が高校を中退したことによって親は私に失望し、それまでと対応が変わってしまったことにもショックを受けました。

今でこそ、親も人間で、娘の中退がショックだったと理解できるのですが、当時は応援してくれると思っていた親に責められたことに私はショックを受けました。

 

中学の時の友達は、たまにかまってくれましたが、私は嫌われるのを恐れて、暗い話しなんてほとんどせず、ただヘラヘラ笑っていました。

 

親との会話

母親との会話は、いつもケンカでした。

それは、今まで放任主義だった母親が、急に偉そうに命令してきたことへの反発から来るものでした。

「お母さんは今まで私の面倒見てくれなかったから信用できない」

というようなことを必死に訴えていました。母親の返事は、

「そんなことない。面倒みてきた」

というもので、議論は平行線をたどりました。

でも、私が言いたかったのは、「信用できない。命令するな」ではなく、「面倒見てくれなかったから、寂しかった」ということだったんですけど、全然まったく伝わっていませんでした。

 

ひきこもりました

それにより、私は次第に母親と話しても無駄だと思い、ひきこもりました。一日の4分の3くらい寝て過ごす日が何日も続いたり……昼夜逆転していきました。

この頃の記憶はほとんどありません。

あるきっかけによって、高校中退者の通う予備校へ行くようになり、私は大学へ行くことになったのですが、すごく時間がかかりました。

 

今になって思う、不登校になった当時すれば良かったと思うこと

 

今になって思えば、親ともっとちゃんと腹を割って話が出来ていればよかった、と思います。

中退した当時は、ケンカはしましたけど、まったく建設的な会話ができませんでした。

それは、親が、私の見えてる世界に対して、まったく理解が及んでいなかったからです。(そして、そんな親を私が責めたので話しが進まなかった)

高校中退者が、世間からどんな目で見られるか、うつ病の症状がどういったものか、進路をどうするか、など。

何も理解してもらえませんでした。

でも、それを理解しろというのは無理があります。親と言っても、別の人間なので、何もかも分かってもらえないのは仕方のないことなのです。そこに過度な期待を持って、それが裏切られたからと言って傷つくのは間違いです。

 

親に理解してもらえるまでぶつかって、話し合うしかなかったのです。

そして、味方になってもらうこと。それが大事でした。

 

私はそれができなかった。なので、回復するのに、とても時間がかかりました。人間は一人では何もできないと思います。中には一人でも戦える人はいるかもしれません。けど、そんな人ばかりじゃありません。私みたいに弱い人もいます。

だから、まずは一番近くにいるであろう親と話し合い、正直に自分の気持ちや見えている世界を話し、理解してもらい、一緒にこれからを考えてもらえるようになることが大事だと思います。

 

もちろん、親が無理なら、友達とか、近くにいる人なら誰でもいいと思います。

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私は、大学卒業後も、また一人ぼっちになってしまいました。

けれど、今は大泣きしてぶつかったため、親と仲良しです。

おかげで、今度は回復も早く、感情も安定しています。それに、WEBライターとして働けています。まだ稼ぎは少ないですけど、人生長いので、これからだと思っています。

 

理解してもらってる、という安心感は、絶大な効果を発揮してくれますよ。

なので、理解してくれないと諦めたり、反発したりせず、誤魔化さずに恥ずかしくてもプライドを捨てて、自分の気持ちを正直に誰かに話してみてください。

 

今回は、不登校になってしまった時、まずはじめにすることは、誰かに自分の気持ちや見えている世界を正直に飾らずに話すこと」というお話でした。

 

なかなか理解してもらうことは出来ないので、過度な期待をしてはいけないけれど、わかってもらえると、すごい安心感を得られて、一歩踏み出す勇気をもらえます。

 

また会えることを願って。

りんこ^^